活用事例

MBSによるモデル化 - パワートレイン

  • 2019/08/07
  • NISHIMURA masaharu
MBSによるモデル化 - パワートレイン

MBS(Multi Body System)ライブラリで作成したパワートレインモデルを紹介します。
(各部品の寸法や位置、質量等は全て適当な値です)

縦置きエンジン及び発進デバイスとしてトルクコンバータが織り込まれているトランスミッションを対象としました。トルクコンバータ内のロックアップダンパやインプットシャフト、ドライブシャフトはねじりばねとしてモデル化しています。ギヤは、歯の形状や剛性は考慮せず、ギヤ比だけを考慮しています。

このモデルに、車体、タイヤ、サスペンション、ステアリング、エンジンピストン等を考慮すると、より実車に近いモデルになります。また、SimulationXには制御系ライブラリもございますので、他のソフトウェアと連成することなくモデルに制御を考慮することが可能です。

MBSによるモデル化は慣れが必要ですが、MBSを用いるとモデル化出来る範囲がより一層広がりますので、是非色々なモデルを作成してみてください。
(今後、自動車以外のサンプルモデルもご紹介したいと思います)