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鋳造シミュレーションに必要な材料物性値とProCASTの対応

  • 2020/04/07
  • Yukinori Kawada
鋳造シミュレーションに必要な材料物性値とProCASTの対応

「材料物性値はどうやって用意すればいいの?」
初めてお会いするお客様に、ProCASTのご紹介をすると、ほぼ確実にいただくご質問です。
鋳造シミュレーションにおける材料物性値は、密度、粘度、液相・固相線…など多くのデータを温度依存で入手する必要があり、他のシミュレーションと比較しても、入手に手間も費用も掛かります。結局のところ正しい材料物性値が無いと、高精度シミュレーションといってもその機能を充分に活用することができません。
ProCAST内には多くの材料データがあり、それをご活用いただくことができます。もしその中で適当なものが無ければ熱力学データベースという機能を使うことで鋳造シミュレーションに必要なデータを算出できます。
こちらが熱力学データベースのGUIです。
母材と成分を入力することで、材料データが算出されます。
下のグラフがここから算出された材料物性値に例になります。
図1-4

充填・凝固以外にも応力解析に必要なデータもこの機能により算出することができます。

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