OpenFOAMは商用ソフトウェアとして2004年にオープン化され、GNU General Public Licenseに準じて配布されています。現在では世界で最も使用されている3つのCFDコードの一つと言われています。その背景には無償で使用できるという特徴に加え、全世界のユーザーからのフィードバックにより品質が向上してきたことも見逃せません。
オープンソースであるOpenFOAMは、単に既存機能を使用するだけではなく、ユーザー自身が自由に拡張することも可能です。OpenFOAMをベースとした独自ソルバーを開発し、日々の業務や研究に利用されている事例も年々確実に増えてきています。つまり、OpenFOAMは商用コードの様に使用することも可能ですし、オリジナルツールとして利用することも可能です。この様に、OpenFOAMはユーザーのバックグランドや環境、目的で柔軟に利用することができるということです。
しかし、日々の設計開発業務での利用を考えると、継続的な品質維持や将来性に対する不安感など、導入に対するハードルの高さを感じている方も少なからずおられるのではないでしょうか。
本ウェビナーではESI group/OpenCFDによるOpenFOAMの開発・継続を目的とした活動と、ユーザー様とのコラボレーショによる開発プロジェクトの話、OpenFOAMに対応したテクニカルサービスについてご紹介いたします。
皆さまがOpenFOAMの持つキャラクターを把握し、それぞれの目的で有効利用していただけるヒントになればと思っております。
皆様の参加をお待ちしております。
<オンラインセミナー開催概要>
【日時】2021年04月15日(木) 15:00-15:50 (50分 *質疑応答込)
2021年04月20日(火) 15:00-15:50 (50分 *質疑応答込)
※両日とも同じ内容のセミナーとなります。ご希望の日程にてお申込みください。
【費用】無料(事前申込制)
【詳細・お申込み】2021年04月15日(木)のお申込はこちら
2021年04月20日(火)のお申込はこちら
【定員】各100名
※Gmail,Hotmail,Yahooなどのフリーメールをご利用の場合、迷惑メールとして処理される可能性がございますので、フリーメール以外でのご登録をお願いいたします。
※定員を超えるお申込をいただいた場合、お申込順となります。
残念ながらご視聴いただけない場合はこちらから対象の方へご連絡いたします。お早めにお申込ください。
※類似製品をお取り扱いの会社様および本ソフトウェアに直接関係しないお客様の参加はご遠慮頂いております事、予めお断り致します。
※本セミナーお申込完了メールの3営業日以内に視聴用のURLをお送りしますので、当日はそちらをクリックし、セミナールームへご入室ください。
【アジェンダ】
1.参加も可能なOpenFOAMのコミュニティ
OpenFOAMの開発と発展を維持するために、取り巻く環境整備を目的としてOpenFOAM Governanceというコミュニティを立ち上げました。このコミュニティの概要と活動内容などを紹介します。
2.オープンソースだからこそ
OpenFOAMのオリジナル開発チームであるOpenCFDが直接携わる開発プロジェクトがあります。
開発プロジェクトの内容を、事例も含めてご紹介させていただきます。
3.ハードルを下げるために
OpenFOAMの使用環境を整えるためのGUIやブラウザを利用したOpenFOAMの利用例、Windows環境で使用できるOpenFOAM、ESI-OpenCFDによるテクニカルサポートサービスの内容等を紹介させていただきます。
*アジェンダは変更させていただく可能性がございます。