今月よりPAM-COMPOSITESの特徴を紹介してまいります。
PAM-COMPOSITESは、織物・UD・NCFなどの連続繊維の複合材(CFRPやGFRP)の成形プロセスをシミュレーションするソフトウエアです。
熱硬化・熱可塑樹脂、プリプレグ・ドライファブリックなど、実際の成形材料に合わせた材料タイプ・モデリングが選択可能です。
また、オートクレーブ、RTM、VaRTM、熱プレスといった様々な成形方案に合わせた計算手法が選択可能です。
複合材の成形フローに合わせ、以下3つの計算モジュールが用意されております。
1.PAM-FORM:賦形、熱プレス成形
2.PAM-RTM:樹脂含浸、硬化
3.PAM-DISTORTION:残留応力&ソリ
各モジュール間では、繊維配向、温度履歴、硬化度履歴といった材料履歴を受け渡すことにより、複数の製造工法の解析をリンクすることが可能です。