今回はゼンリン様が Unity Asset Store にて提供されている福岡市天神駅前周辺のサンプル都市モデルデータ(Japanese Matsuri City)を用い,Pro-SiVICにおける太陽高度角(altitude), 方位角(azimuth)設定の違いにより,異なる時刻の日照条件の違いが仮想3Dシーン内でどのように再現されるか比較を行ってみます。
まず,天神駅の緯度/経度は以下の通りです(Google Maps等で確認頂けます)。
緯度/経度をもとに2017年2月23日における日の出/正午/日没時の太陽高度/方位を計算しますと以下のようになります。
時刻 |
太陽高度角 |
太陽方位角 |
7:30 |
6.53 |
106.35 |
12:00 |
45.98 |
168.71 |
17:00 |
13.16 |
248.75 |
得られた太陽高度角/方位角をPro-SiVIC Sun オブジェクトに反映させますと以下のように日照条件の違いが表現できます。
日の出時(2017-02-23 7:30)
正午(2017-02-23 12:00)
日没時(2017-02-23 17:00)
なお,図中での方角は手前が東,左が南,奥が西となります。