リアルタイムシミュレーション

今回はSimulationXに於けるリアルタイムシミュレーションについて簡単に触れてみたいと思います。

SimulationXで計算を行うモデル内においては、予め数値や関数として入力しておくだけでなく、計算を行っている途中でもコントローラに依り任意に変更を行う事や、グラフ描画だけではなく数値を視覚化するツールに依りリアルタイムな値の表示を行うことも可能です。

一例として上のモデル内ではfunction1の数値を左上にある鉛直に伸びたバーからの入力値とすることでリアルタイムに変更できるようにしています。これにより計算が進行していく途中でも数値を変更することに依る影響を即座に確認する事が可能です。また、モデル右上にはデジタル表記でmass1の位置を表示させる様にしていますので、グラフ描画だけでなく数値によるリアルタイムな値を確認することが可能です。

この他にも様々なタイプのコントローラや視覚化ツールが用意されています(下図参照)。

これらを用いることで、モデル作成や計算の実行条件及び結果出力方法に対して柔軟性を持たせることが可能です。