2016 年 6 月 18日よりヨーロッパや日本で電子ミラーが解禁となりましたが,Pro-SiVIC では複数のカメラセンサーを定義することにより,カメラ位置/画角等の最適化検討などをシミュレーション上で行うことが可能です。
以下は自車が高速道に合流するシーンにおいて,自車に後方カメラ,左右ミラー位置にカメラセンサーを設置した例です。
合流時に本線を走行している車両はボディカラーが濃赤のため,目視では視認しずらくなっています。
この左ミラー位置カメラ出力画像に対してガンマ補正を行うと光量が不足している状況でも後続車をはっきり認識することが可能です。
このようにデスクトップPC上で電子ミラーの仕様検討,画像処理法の検討などがADASセンサー・シミュレーションでは短時間で可能となります。