Pro-SiVIC イメージセンサモデル解説 第6回 ブルーミングフィルタ

今回はPro-SiVICイメージセンサモデルのBlooming フィルタに関して解説いたします。

カメラモデルで利用可能なフィルタ一覧

1. Fog (霧)
2. Rain (雨)
3. DOF (Depth of Field, 被写界深度)
4. Distortion (ひずみ)
5. Vignetting (口径食)
6. Blur (ぼかし)
7. Motion (ぶれ)
8. Blooming (にじみ)
9. Sensitivity (感度)
10. Noise (ノイズ)
11. AE(Auto Exposure)

Bloomingフィルタ

CCD型撮像素子を使用したイメージセンサで一部に強い光があたった際に電気的に飽和，出力画像画面が白く抜け，にじみが生じる現象をブルーミングといいます。Pro-SiVICでは仮想的にblooming を考慮できます。

以下に blooming フィルタ適用有無の仮想イメージセンサー出力画像の比較を記載します。

Bloomingフィルタなし

Bloomingフィルタあり

次回は Noise フィルタに関して解説いたします。