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Pro-SiVIC イメージセンサモデル解説 第4回 ひずみ/口径食フィルタ

  • 2015/10/06
  • GOTO Satoru
Pro-SiVIC イメージセンサモデル解説 第4回 ひずみ/口径食フィルタ

今回はESI のADAS シミュレータ Pro-SiVICイメージセンサモデルの Distortion(ひずみ), Vignetting(口径食)フィルタに関して解説いたします。

カメラモデルで利用可能なフィルタ一覧

  1. Fog (霧)
  2. Rain (雨)
  3. DOF (Depth of Field, 被写界深度)
  4. Distortion (ひずみ)
  5. Vignetting (口径食)
  6. Blur (ぼかし)
  7. Motion (ぶれ)
  8. Blooming (にじみ)
  9. Sensitivity (感度)
  10. Noise (ノイズ)
  11. AE(Auto Exposure)

Distortionフィルタ

Distortion(ひずみ/歪曲収差)フィルタでは,レンズによる画像のひずみを実機同様に再現することが可能です。以下に例を示します。

 

Barrel Distortion ( 樽型の歪曲収差 )

 

Pincushion Distortion ( ピンクッション型の歪曲収差 )

 

Vignettingフィルタ

Vignetting(口径食)は画像中心部と周辺部に明るさの差が発生(周辺光量低下)することですが, Pro-SiVICではvignettingフィルタによりイメージセンサ実機で発生するこの現象の再現が可能です。

Vignettingフィルタ適用あり/なしによる実際のイメージセンサモデル出力画像の例を以下に記載します。

Vignetting なし

Vignetting あり

 

次回はイメージセンサの Blur (かすみ)フィルタに関して解説いたします。

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