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Pro-SiVIC イメージセンサモデル解説 第2回 霧/雨フィルタ

  • 2015/09/21
  • GOTO Satoru
Pro-SiVIC イメージセンサモデル解説 第2回 霧/雨フィルタ
Pro-SiVIC はイメージセンサモデルにおいて以下のフィルタを適用できます。

今回は天候条件に関連した Fog / Rain フィルタに関してご説明いたします。

カメラモデルで利用可能なフィルタ一覧

  1. Fog (霧)
  2. Rain (雨)
  3. DOF (Depth of Field, 被写界深度)
  4. Distortion (ひずみ)
  5. Vignetting (口径食)
  6. Blur (ぼかし)
  7. Motion (ぶれ)
  8. Blooming (にじみ)
  9. Sensitivity (感度)
  10. Noise (ノイズ)
  11. AE(Auto Exposure)

Fogフィルタ

Pro-SiVIC 上の仮想走行環境に霧が発生した状況を再現します。設定パラメータとして霧の濃さ(density)と光度(luminosity)があります。

霧あり

 

霧なし

Rainフィルタ

降雨の影響を考慮しイメージセンサ出力画像を生成します。雨滴のサイズ/拡散方向/テクスチャ変更が可能です。

 

Weather Manager

各車両モデルに搭載したイメージセンサ毎に Fog / Rain フィルタ設定が可能ですが,センサ毎に設定変更する作業が煩雑なため,Weather Manager で シミュレーションモデル全体に対して Rain / Fog 設定を一括適用可能です。

 

次回は DOF (Depth of Field, 被写界深度)フィルタに関して解説いたします。

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