今回で回転体の事象を取り扱う機構応力解析MEDYSAにおいて重要な機能のご紹介が最後になります。
最後のご紹介は接触問題において欠かせない摩擦係数になります。
デフォルトであるクーロン摩擦(一定値)はもちろんのこと、その他以下のような摩擦係数を設定する事が可能です。
・クーロン摩擦 (デフォルト)
・すべり速度依存
・接触面圧依存
・すべり速度+接触摩擦依存
下記の図のようなデータ(例えばすべり速度+接触面圧依存の摩擦係数)があれば容易に設定可能です。
この機能により動摩擦と静摩擦の考慮やスティックスリップの考慮なども可能になります。