VPS (Virtual Performance Solution) Solverは元々、自動車の衝突安全において必要な解析ツールとして認知されている動的陽解法有限要素コードです。
ESIが培ったこの動的シミュレーション技術を元に衝突問題だけではなく、動的応答現象についても解析可能にしたのがMEDYSA (Mechanical Dynamic Stress Analysis)です。
MEDYSAでは機構応力解析に適したいくつかの機能を保有しているため、従来のMBD ( Multibody Dynamics)と違い詳細な接触(すべり)状態や変形も考慮した機構応力解析が可能です。
代表的なMEDYSAの解析事例としてベアリングやギアが挙げられます。
このような高速かつ高負荷での動的挙動を再現可能です。
実験では取得困難な機構内部の動的挙動も詳細に確認可能なため、解きたい事象のメカニズム解明等にも役立ちます。
本Blogでは解析事例および技術情報を今後ご紹介していく予定です。
