HMDを無線通信式に変えられる装置が公開
HMDの一番のネックになっているのは、使用中に邪魔になるケーブルですが、KwikVRという新しい無線化モジュールが公開されました。
今までいくつかの無線化モジュールが公開されましたが、装着位置がおかしかったり、別途の有線接続が必要になるなど、実務に使えるほどではありませんでした。
KwikVRはホームページの広告によれば、重さも軽く、無線接続による遅延も12ms程度となっています。
あくまでも製造元の話で、発売後性能が明らかになるまではまだわかりませんが、コンセプトは非常に良いと思いましたので共有します。
公開されたスペック通りパフォーマンスがでれば、IC.IDOの検証が非常に楽になると思いますが、無線接続の安定性がカギとなりますね。
KwikVR – Tech specs
Size and weight
約450gで小型、使用中に感じられない程度
Fixing system
HMDのベルトに装着、動きに影響なし
Power and battery
16100 mAhの容量、4時間連続使用可能
Performance
使用機器(Vive、Oculus Riftなど)のフリクエンシーや解像度
(i.e. 2160×1200 at 90 Hz for HTC Vive).
Wireless
5 GHz Wi-Fi対応、使用中のWi-fi環境
Connectivity
HDMI port と2つの USB portを持つ On/Off パワボタンがある
Easy setup
ソフトウェア提供で、簡単な設定
100% compatible
ハードウェアの改造はいらない、そのまま使用可能
Certified overhead
無線による遅延は12ms未満を保証