IC.IDO 13.1から、HMD使用時のRayTracingに対応しました。これは、NVIDIAの新GPU Quadro RTX Seriesにレイトレーシング専用チップが搭載されたことによるものです。試しに、自動車のミラーを動かしてみました。下記の動画(IC.IDOミラーモード)をご覧ください。
courtesy of Volkswagen
このように、光の反射をHMD内でリアルタイムに確認することができます。レイトレーシング無しの場合と比べてフレームレートは落ちますが、既存の物理シミュレーション(干渉・接触・キネマティクス)と組み合わせることで、より幅広い検証ができるようになるかと思います。
なお、この検証では下記のマシンを使用しました(日本HP様のご厚意により、レンタルすることができました。ありがとうございます!)
HP Z8 G4
- CPU:Intel Xeon 5122 3.6GHz 4Core
- RAM: 96GB (12x8GB) DDR42666 ECC REG 2CPU
- Storage: 1TB 7200 RPM SATA 1st HDD
- Graphics: Quadro RTX8000